top of page
RUISMのメガネができるまで
デザイン・設計~フレーム形状の切削作業
CADソフトを使用して設計したデータを、セルロイド板を固定した
自動切削に送り、設計図通りの寸法でメガネの形状を切り落とします。
長年、オーダー制作でお顔の寸法に合せてメガネを1本ずつ
設計してきましたので、RUISMでは量産品のメガネでよくある、
「男女兼用サイズメガネ」ではなく性別に合せた平均値で製造した、
男性用眼鏡・女性用眼鏡・子供用眼鏡をご提供しております。
ヤスリがけ~蝶番カシメ作業
ヤスリでメガネ全体の形状を整えたら、ブリッジ(眉間のパーツ)を押し出し顔に馴染むようにカーブ加工を施します。
折り畳み部分の蝶番は、RUISMの眼鏡は全て「カシメ蝶番」と呼ばれる、
金属の芯棒を叩いて金具を固定する頑丈な製法で取り付けております。
量産品のメガネで見られる熱でフレームに金具を埋め込む「埋め込み蝶番」よりはるかに強度があります。
研磨~調子取り
RUISMのメガネはセルロイド板を切り落として、眼鏡を作っているという「板感」を残したく、量産品の眼鏡加工で見られるガラ研磨(筒の中にフレームを入れて研磨材と一緒に数十時間回す研磨機械)は採用せず、メガネ1枚ずつ全て手作業で磨き上げております。
手磨きで表現できるシャープな表情やエッジ感のあるフォルムはこうして生まれます。
次に調子取り(メガネ全体を温めて歪み補正とバランス調整)をします。
RUISMは「角の無い角感」を特に大事にして制作しています。
レンズ加工~検品
最後に御希望に合わせたレンズを入れて検品をします。
長年使用され、経年劣化による小キズや曇り取りの御依頼(オーバーホール)をいただくことが多いので、毎回検品は念入りに行い、しっかり調整の行き届いたメガネをお届けしております。
bottom of page